ごあいさつ

社団法人日本保育協会は、創立以来、児童福祉の推進と保育事業の振興を図ることを目的としながら、同時にその使命を忠実に果たすため、政治活動が行われてきましたが、昭和48年社会福祉法人に改組、その公共性を高めることになりました。

一方、これと並行し政治活動を行う部門として、昭和49年1月「日本保育推進連盟」が結成されたのであります。そしてその目的に、児童福祉を推進し、保育事業の充実発展を資するとし、政治活を強く推進して参りました。

また、昭和54年には組織強化のために青年部を発足するとともに、保育事業に理解ある有識者を多数国会議員として国会に送らねばならず、自由民主党の友好団体として今日に至っております。

したがって日本保育協会と日本保育推進連盟とは、別個の人格を有するものの目的は同じで車の両輪の関係としてその根は一つであるといえましょう、

近年における保育事業もいろいろな問題をかかえておりますが、地域社会に一番密着した施設であって、地域のニーズに対応すべく大きな役割を担っていることは、保育関係者の努力と保育関係議員の先生方の格別なるお骨折りのお蔭であります。